餌の粒サイズが0.42~0.62mmと成長を始めた若魚から使える飼料です。
栄養価が高く、消化の良い定番の人工飼料です。
メダカの口のサイズに合わせて指ですり潰しながら水面に落としてください。
水温が20℃を超える春からの成長期には1日2~3回を、気温が20℃を割って下がり始める晩秋以降は1日1回程度を与えます。
水温が10℃を下回るようになると、人影を見ても水面に上がってこなくなります。
このような状態で餌をあげても水を汚すだけですので、欲しがらなくなったら給餌を止めてください。
冬季は暖かい日に餌を欲しがるようでしたら、様子を見ながら少しずつ与えてください。
本商品は少ない数で飼育される方用に、業務用大袋パッケージを小分けで販売しているものです。
出来るだけ製造から日の浅い新鮮なものからお渡ししておりますが、鮮度が落ちますのでシーズン中に使い切ってください。
【メダカについて】
メダカは古来より日本に住んでいた在来種ですので、冬の屋外でも飼育可能な江戸時代より愛されているペットです。
自然界での寿命は1~2年と言われていますが、飼育下では外敵も少なく栄養状態が良いため3年以上生きるメダカもいます。
とても丈夫な魚ですが、体調を崩したり病気になることもありますので日々の健康状態を観察するように心がけましょう。
【飼育水について】
メダカにとっての水は人間にとっての空気と同じです。
適切な量の酸素を含み、害になるものは取り除く必要があります。
飼育水は水道水で問題ありませんが、蛇口から出てすぐの水には魚にとって有害な「塩素」が含まれていますので、市販の「カルキ抜き」などで中和しておきましょう。
【換水について】
メダカが餌を食べて糞をすることにより水に汚れが蓄積されていきます。
この汚れを取り除くには水替えしかありません。
水替えの間隔は飼育環境や水量、飼育数にもよるため一概に言えませんが、週1回 3分の1を交換するなど汚れがひどくなる前に定期的に換水するように習慣づけましょう。
特に水温が高くなる季節は水の汚れがひどくなりやすいため、水の状態に気を付ける必要があります。
【餌について】
餌は市販のメダカ用の餌で構いません。
「稚魚」「幼魚」「成魚」で口のサイズが変わるため、食べられる粒サイズの餌を与える必要があります。
給餌の回数は、水温が20℃を超える暖かい季節になったら2回、15℃前後になったら1回、数分で食べ尽くす程度で与えると良いと思います。
人の姿を見ても寄ってこなくなるくらいに水温が下がってきたら、様子を見ながら餌をストップしていきます。
飼育容器の中にはメダカの食糧にもなる苔類や微生物が発生しているため、旅行で餌を与えられない日が数日あっても餓死の心配はありません。